cafe unkimika
工事の思い出。
外観はいたって普通のマンション。
3階建てのワンルームマンションの1階部分3室を繋げてカフェにリノベーションしました。
RC造(鉄筋コンクリート造)の躯体のため、安易に壁を抜くことはできません。構造計算を行い、壊しても良い壁を見定めての作業。コンクリートの壁を壊すのはなかなか大変な作業です。
床の仕上げはカラマツの床を貼りました。この作業はお施主様のご希望でWS形式で行いました。参加していただいた皆さんは本当に楽しそうに床を仕上げてくださいました。
床が仕上がるとみんなゴロゴロ。無垢の木の床の気持ちよさを体感!
壁の仕上げはこれからだけど、もうこのままで良いか?
確かにコンクリートの無機質な壁に無垢の木の床はそれなりに雰囲気が良いです。
ただ、やっぱりこのままでは寒いし冷たい。
クールなイメージのコンクリート打ちっぱなしの表情。最近はこんな感じの空間も好まれますが、コンクリートは熱をどんどん奪ってしまう性質があるので室内がとても寒くなってしまいます。かっこよさだけでなく機能や性能という点もしっかり理解しておくことが建築の大事な要素だと思います。
お店は世田谷区豪徳寺 「unkimika」アンキミカさんです。
小田急線豪徳寺駅、世田谷線山下駅から、歩いて4~5分。
ヴィーガンカフェなので野菜中心のおいしい料理がいただけます。
ランチがお勧めです!