8月15日
終戦記念日です。終戦から75年目です。
もちろん私は戦争を知らない世代です。
日本は何不自由ない恵まれた国だと思います。
経済的にも環境も文化も、世界の中でバランスの取れた国です。
そんな日本をつくってくれた先人に感謝しなければなりません。
そして未来永劫争いの無い日本であることを願って止みません。
このお盆の休みは毎日茅ヶ崎海岸に行っています。
7月末までの長い梅雨がウソのように灼熱の太陽の毎日です。
暑すぎます。災害レベルの暑さです。
湘南に移ってから続けていること。
海のゴミ拾い。
特に小さな小さなプラスチックを拾い集めています。
いわゆるマイクロプラスチックっていうやつです。
一見きれいに見える湘南の海の景色ですが、足元の砂浜には小さなプラゴミがたくさん散らばっています。細かすぎて拾いきれません。
便利なプラスチックの原料は石油です。プラスチックは分解されずに何百年も地球上に存在し続けると言われています。そのプラスチックは海にも流れ出しその量は年々増大し海を漂流し続けています。そして海岸にも打ち寄せられます。
私達の建築の世界でもプラスチックの建材はたくさんあります。
そしてたくさん廃棄されています。
地球がこんなに暑くなってしまうのは、大気中のCO2が増えてしまっているからと言われています。地下に固定されている石油や石炭、ガスは、掘り起こしてエネルギーにしたり、プラスチックのような素材にするときにたくさんのCO2を排出してしまいます。
世界の人口は増え続けていて、みんなが今のような暮らしを続けていくと、近い将来資源は枯渇し、地球は温暖化し、自然災害が止まらなくなってしまいます。実際、ここ数年の自然災害は過去に経験したことのないようなものであり、それが世界中で起こっています。
最近は「プラスチックフリー」とか「脱プラ」という言葉が浸透してきて、消費の中のプラスチック削減が少しづつ進んできました。
環境と私たちの暮らしは密接に関係しています。
できることから始めましょう。
山生まれの山育ちの私ですが美しい海岸を取り戻したいと強く思っています。
もちろん山の森も健全な森に戻していきたいです。